カテゴリ:旅行( 3 )
ベトナム紀行  メコン川2
メコン川クルーズの始発点は、ミトーという小さな町です。(もっと、南にあるメコンデルタ最大の町、カントーも有名。クメール寺院や市場があるらしい)

バスを降りて、”うぉー!メコン、恵の流れじゃー”と、早速、桟橋まで駆け寄る。
”こ、この色はなんと言えばいいのか!?”茶色には違いないのだが、泥とは違う。カカオチョコにも似ている。においはあまりしない。
岸から、見る景色は川とは思えない広がり・・肥沃なこの川が、ベトナムの産業や文化に大きな影響を与えたんだよなー、と暫し感動・・

もともと、この辺りは、カンボジア人やチャンパ人という人たちが住んでいたのだが、ここ200年くらいのベトナム人の”南進”で、追い出されて、ベトナム領になっちゃったという、ちょっと、微妙な地域なのだ。
司馬先生によると、カンボジア人たちが、「劣等だったわけではなく、インド系の諦観主義的な文化の持ち主で、戦闘を好まず」、また、「競争で人智を開発するという社会でなかった」ため、容易に明け渡すことになったらしい。
今回、本でそんな知識を得た俺は、隣国カンボジアも”気になる国”になってしまいました。

ともあれ、メコン=ベトナム的という図式をすっかり刷り込まれてる今の俺は、メコンクルーズに行きますよー。はい。
ハオさんが、のんびりと集合の合図を送っている。いざ、行かん!(古い)
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by thuderball | 2005-09-04 23:47 | 旅行
ベトナム紀行 ベンタイン市場2
すっかりの満腹を抱えて、いざベンタイン市場へ。
韓国ソウルの南大門市場みたいなものをイメージしてたら、市場自体は、大きな屋根で覆われていて、どちらかというと、アーケード街の那覇、牧志市場のイメージに近い。
でも、いいなあ、この熱気、喧騒感・・・ベトナム人民の生のエートス(ワケ分からん^^;)
ベトナムコーヒー、民芸品、アオザイなどの衣料品、海産物、フルーツ(野菜?)、化粧品(は、興味なし)と興味津々で眺めながら歩く。
近付くと、「お兄さん」との呼び声が掛かる。中には、頼みもしないのに椅子を出すお姉さんがいるが、全体にあまりしつこくなく、「No thanks!」を連呼しながら、結構すいすい歩ける。
しかし、ここにあふれる品物を見ていると、特に生鮮食料品は、すごく豊かでメコンデルタの恵みを感じる。
Sと一緒に、楽しく歩いたが、外回りも見てみたくなり、外に出ると、夜に備えてか、急ごしらえの屋台が、次々と店を出し始めている。
あと、なんだかわからんが、宝くじみたいなものを売り歩いている初老の女性や若いあんちゃんがいる。すごく気になったが、なんか非合法なもので、へたに手を出して、おまわりさんと仲良くなりたくないので、横目でちら見・・
値段は、交渉次第なのだろうが、まだ様子を見ることにして、品物の目星だけつけることにした。キーさんが、「国営デパートの方が安いですよ。」と教えてくれていたためだ。

1時間が経ったが、驚くべきことに、先ほど準備をしていた屋台並が、すっかり出来上がり、仕事帰りの人々でごった返しているではないか!

屋台の周りは、バイク、バイク・・・a0008506_23353341.jpg
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by thuderball | 2005-08-12 23:36 | 旅行
ベトナム紀行 1 離陸
朝6時半に車で迎えにくるはずのSが、家の前に着いたのは、なんと7時20分!!
成田集合8時30分に間に合うのかっ! と思いきや、高速が空いてて、あっという間に空港へ。
搭乗手続、手荷物検査、出国審査を済ませ、はやる気持ちを抑えながら機内へ。
黒い髪と大きな瞳が印象的な、アオザイ姿の搭乗員が、南国への旅情をなんともな感じでかき立てます。

機内食でこのところ飲めなくなったビールを飲む。少し気持ちが高揚し、友人とともに饒舌になる。しばしの後、この旅にガイドブック以外の唯一の本(「人間の集団に着いてーベトナムから考える」司馬遼太郎)のページをめくる。ベトナム戦争時に派遣された韓国軍が、当の南ベトナムの民衆にたいそう嫌われたエピソードが、おもしろい。(30年前に書かれた司馬さんのこの本の記述にあるベトナムと自分の目の前にある”今”のベトナムを対比していく旅にしてみよう、などど考えながら。)

早い起床とアルコールでさっそく睡魔に襲われ、軽い眠りに・・・が、これがいけなかったのか、起きたとたんに顔から血の気が引いて行くのがわかる。胸がドキドキして、どうしようもない不安感に襲われる。”これは、いかん!”とトイレに立ち用を済ませると、少し落ち着いたが、こんどは鈍い頭痛が・・・。
ワイパックス飲もうと考えたが、薬をうかつにもスーツケースに入れてしまっていた。んなこと考えてたら、さらに頭が痛くなってきた。断然ヤバい状況だ。

”しょっぱなから、これじゃ先が思いやられるなあ”と思い、窓に顔を近付けると、降下し始めた機下に、茶色に広がる川が広がっている。頭痛をこらえながらも”これがメコンだ。恵の川だ”と、勝手にメコン川と決め、はじめの亜熱帯の景色に軽い感動を覚え、頭痛を少しばかり押し返してくれた。

この旅は、心身のリフレッシュと同時にメンタルとの”軽い闘い”でもある。もちろん自分は「勝利」に賭けているのだけれども・・・
旅客機は、やがて大きく旋回した後、降下し、ベトナムの豊かな大地に心地よい振動とともに着陸した。
「ベトナム軍の軍服の色は、実はこのメコンの色なんだな。」とSが言う。
「なるほどねえ!」(そんなことにすぐ気付くなんて凄いじゃないか)
天気は曇天だが、なにか明るく見える。”わああ、遂に来た。ベトナムじゃー”
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by thuderball | 2005-07-20 22:31 | 旅行